則岡宏牟のちょっとおもしろい話し

丹東と北朝鮮・新義・・・(2009/7/4〜)

7月の4日〜7日まで北京に用事があり中国に行って参りました。
中国では一時のバブルが弾けたとはいえ、まだやはり活気があります。住まいでは都会でのマンション需要が高いようです。この新築マンションなのですが、日本のもののように完成されたものでなく、外観を仕上げ内装はスケルトン(なにもない状態)で販売されています。つまり買い手が内装を自由にコーディネートできるという一風変わった販売方法です。高度成長期にあたるため、富裕層の多くの方は日本人による設計・施工を望まれる方が多いようです。
そういった打ち合わせや下見を兼ねて行って参りました。
一日自由時間が取れたため、現地の旅行会社で丹東または延吉に日帰りで行きたいと相談すると、北京からの発着では一泊でないと無理ですよ・・と言われました。
そう言われるとどうしても行きたくなる私のこと、早速ホテルのフロントを通じてありとあらゆる飛行機会社に問い合わせ。『成せば成る』で日帰りルートをようやく確保することができました。
早朝の出発なので今夜はお酒を少し控えて明日に備えます。
朝は6時に飛行場へ到着。しかし出発が二転三転・・・到着便が遅れて出発できたのはお昼前の11時過ぎでした...!
丹東へ行く本当の目的は国境の町、そうあの北朝鮮を間近に見ることが出来るのです。しかしこの遅れで丹東から大連まではタクシーで移動しても3〜4時間は計算しておかなければなりません。せく気持ちで少々ナーバスになってしまいました。

国境の川、鴨緑江にはクルーズ船とチャーターボートがあったり、北朝鮮を見渡せるホテルや展望台なのどの設備、また北朝鮮グッズ(将軍様に関するバッチや切手、その他写真集など)のお店があったりとか・・
もちろんテレビに出てくる将軍様が外遊されるときに通られる鉄橋も見学できます。ちなみにこの鉄橋は100年程前に旧日本軍が作ったもので、釜山から満州鉄道に接続されているものです。
船で北朝鮮の対岸まで行き、生の北朝鮮をしっかり見ることができました。
少し遅れた昼食は将軍様直属の朝鮮レストランに入り、焼肉定食をいただきました。出てきた量は山盛り!半端ない量です。これで日本円にしてたったの800円!食に苦しむ北朝鮮の市民の方には気の毒な感じもしましたが、あまりの量に完食できませんでした。ちなみにお味ですが、お世辞抜きで美味しいです。いやほんとに・・・
ここでもっとサプライズが!
本物の『喜組』に会えたのです。TVとかで観るより本物は知的で美人ぞろいでした。サッカーワールドカップとかオリンピックでしかお目にかかれない彼女たちに会えたとは、あ〜本当に良かった^^
滞在時間は3時間少しでしたが貴重な経験をしたこの度の旅行でした。

(則岡 宏牟)