則岡宏牟のちょっとおもしろい話し

アメリカの空を飛ぶ

パイロットであると紹介しておきながら過去にこの記事が全然出ていませんでした。

気がつくのが遅かったかな!?

LA、ロサンゼルスの空です。
ご存じのようにカリフォルニアは雨が少なく、過去には連続200日雨が降らなかった年もあります。「カリフォルニアの青い空」に代表されるような空気の澄み切った乾燥しているところです。

当然ヘリコプターで空を飛ぶには雲が少なく視界良好なのであります。

この日飛んだときも快晴で視界は見渡す限りです。
プライベートパイロットというのは高度の制限があり、ちょうど鳥の高さで飛ぶのが一般的な高度です。

この日はロサンゼルス国際空港の南にあるトーレンスの飛行場を飛び立ち南部の高級リゾート地、ニューポートビーチを眺め70億円のコテージや故ジョン・ウェイの別荘およびクルーザーなどを眺め, ロサンゼルス国際空港の滑走路の真ん中を横切りビバリーヒルズの上空やハリウッドの看板を横に見てトーランスに帰ってきました。



引き続きニューヨーク上空です。

当然LAからNYまで約5000km、ジェット機で5時間弱のフライトで、私個人の操縦で行けるような距離ではありません。
ここはひとつエアラインでNYに行きました。

もし自分で操縦していったとなれば2日がかり(1日6時間がフライトの限度、くたくたになります)で、観光どころではなくなってしまいます。

さて、レンタルヘリで初めてのNY上空を自分で飛ぶわけです。

当然パイロットに必要とされる地理的な知識などはほとんどありません。
知識のある同乗パイロットに乗っていただきフライトと相成りました。

マンハッタンの摩天楼や、ヤンキーススタジアム、自由の女神などはエアラインの飛行機からもかすかに見ることができますが、鳥の目線のように至近から見るためにはこのようなプライベートフライトが必要不可欠です。

皆さんも一度プライベートフライトを試してみてください。
自分で操縦しなくても、観光であれば、チャーターヘリやセスナ機が$200ぐらいからあると思います。

一度飛んでみると自分で操縦してみたくなったりして。。。

(則岡 宏牟)